どうも、果汁1%未満です
今日は「日本が売られる」(堤末果著)
を読んで、売られていく日本の水の話を
少ししてみようと思います
日本の水がペットボトルに詰められて
海外へ輸出されまくってます
的な話ではなく
水と安全はタダなどと言われて、
いつでもどこでも蛇口をひねれば
綺麗な水が出てきて飲める日本の水道
が売られる法整備が整いつつあるという話
皆さんが何も気にせず使用している水道
日本の普及率は97.9%!
逆にまだ水道が普及していない地域が
あるんかい、という感じですよね
蛇口をひねれば綺麗な水が出てきて飲める
そんな環境をあたりまえと思っている
日本ですが
世界を見てみると水道水が飲める国は
世界でたった196ヶ国中15か国!
・日本
・アラブ首長国連邦
・ドイツ
・オーストリア
・アイルランド
・スウェーデン(ストックホルムのみ
・アイスランド
・フィンランド
・ニュージーランド
・オーストラリア(シドニーのみ
・クロアチア
・スロベニア
・南アフリカ
・モザンビーク
・ソレト
そんな世界でも恵まれた水大国日本の水道
水道は憲法第25条の生存権で守られた
何よりも尊い「命のインフラ」
ともされています
その水道が今、民営化の波にのまれ
海外に売られようとしている、らしい
(´-`).。oO(シランカッタ)
民営化されるとどうなるのか?
”民間企業のノウハウを生かし、
効率の良い運営と安価な水道料金を!”
というスローガンのもと数年~数十年まえに
水道民営化を行った
ボリビア
オーストラリア
イギリス
フランス
などでは民間企業による
料金改定により元よりも料金が
35%~400%に高騰しているという
ボリビアでは
民間企業ですから採算の取れない地域の
水道管工事は行われず、高額な水道料金が
払えなくなるともちろん水道は止められ
井戸水を掘れば水源が同じだから
井戸使用料を請求されるなどの事態も発生
こんなのはもう嫌だ!
と再公営化しても後の祭り
企業から莫大な損害賠償を請求され、
その何十億、何百億という損害請求の負担が
住民へとのしかかるという事態に
世界はもう”民営化はこりごり”という中
我が国の副総理は国際交渉の場で
「日本の水道を民営化しま~す」
などと宣い
これから民営化をスタートさせるのだとか・・・
どうもこんな感じで本気らしい
2018年5月
企業に公共水道の運営権を持たせるPFI法
を促進する法案を可決
・企業に運営権を売った自治体の借金の利息を
最大限おまけ
・厚生省の許可がなくても料金改定OK
2018年7月:水道法改正案が可決
・水道料金に関して「公正妥当な料金」から
「健全な経営のための公正な料金」
で企業が料金設定OK
このときニュースでは某教団の教祖と
その仲間の死刑が執行され
ニュースでは一切報道がなかったようだ
/(ToT)\ナンテコッタイ
この本が書かれたのが2018年
2020年現在ではすでに民営化された
水道を持つ自治体が存在し
これから民営化予定の自治体も多いという
日本の水源を外国企業に売り飛ばそうと
してる奴は誰なんだコノヤロー
我が自治体は大丈夫なんだろうか
と思った方は
「日本が売られる」(堤末果著)
を読んでみてはいかがだろうか
水ネタ以外にもなかなか考えさせられる
売られネタが多いことに驚愕